練習メニューに関しての記事が無いな、ということで少し書いてみたいと思います。
まず、本校は監督スキルの知将を全く上げていないので、練習メニューは5種類です。
選手を見ていて、色々なバリュエーションがあった方がそれぞれの選手にあった育成ができるんだろうなぁ、とは思います。ですが、今は種類を増やすよりタフガイを上げて練習効率の最大化を図る方がトータルでは良いのかなという考えの元です。
次に、多くの方が悩むのが時間配分とメニュー選択です。ここに関しては人それぞれ考えがあると思いますが、私が重要だと思っていることを書きます。
1.伸ばしたいパラメータを決める
チームカラーにもよるのですが、ゴリゴリの打撃特化チームを作りたいのか?それとも機動力で相手をかき回すチームを作りたいのか?あるいは、ポジションごとに重要視するポイントを変えるのか?など、ある程度のコンセプトを意識したほうが良いかなと思います。
2.怪我のリスクを考慮する(補助メニューを入れる)
このゲームは一定確率で練習後に怪我をします。骨折などの大怪我をすると1ヶ月程度練習できなくなるので、非常に痛いです。なので、怪我をしないメニューを組むのが一番いいのですが、それでは欲しい能力が得られないとなると、ある程度リスクを負った上で怪我リスクを軽減するようなメニューを組み込む必要があります。
それは、補助メニューといわれるものです。
- キャッチボール
- ランニング
- 捕食
- ストレッチ
これらは怪我確率の軽減だけでなく、練習効率のアップにも寄与します。大怪我リスクのあるメニューを組み込む際には、上記の補助メニューを一緒に組み込むことをおすすめします。
個人的な主観で、怪我しないメニューと大怪我する可能性のあるメニューを記載します。(主観なので、保証はできませんが)
怪我しないメニュー
怪我するメニュー
- フリー打撃
- ウェイト
- 丸太
- 走塁練習
- 内野ノック
- 投げ込み
- 変化球練習
- 遠投
- チューブ
3.練習メニューの数
先人の検証により、練習のヒット率は時間・メニューによらず一律だそうです。
そうすると、練習メニューを何種類にするかという話は、トータルの期待値としてはメニューをある程度絞って、練習効果の高い練習を長時間やるのが最も良いということになります。ですが、期待値なので選手によっては育成結果のバラツキが出るでしょうし、人望の成長も遅れます。その分、メニューを増やせば、完成形が予想しやすくなるのでプランが立てやすいというメリットもあります。
この辺をどう捉えるか、は監督次第です。これは1で述べた完成形にもよりますし、設備面も絡んできます。設備が十分に整っていない方は、例えば金属バットを最優先で揃えたあと、他の道具が集まるまでは素振りを長時間やるなど、色々やり方はあるかと思います。
当校の設備に関しては、以下記事をご参照ください。
ということで、本校の現状の練習メニューです。
1.投手 コントロール重視

とにかくコントロールを上げることに特化したメニュー。多分殆どの投手がこれです。今年の1年投手はコントロールが良くない投手が多く、そのせいで四球連発で試合が壊れるのを何度も見てきたので、前は変化球練習とか遠投も混ぜていたのですが、今は特化させています。
2.投手 球速・変化球重視

こちらはコントロールが育った投手が取り組んでいるメニューで、主力投手用ですね。
どちらかというと今は球速を重視した配分になっています。
3.野手 長打・ミート重視

野手用の打撃系メニューはこれだけです。打撃メニュー3種(素振り、トス、ティー)で長打力が大きく上がるのが素振りなので、長打とミートのバランスを考えてこの配分にしており、これだけだと走力の成長がないのと人望の伸びが悪くなるのでダッシュも加えています。
あとこの練習メニューは怪我しない(保証はしませんが)と考えているので、大会期間中はベンチ入り全員このメニューにしています。
4.野手 走力重視

とにかく走力を上げたい野手はこのメニューです。その中で、走力の伸びが弱い丸太の時間が長いのは、長打力を意識してのことです。上の打撃系練習と組み合わせると、長打・ミート・走力がバランスよく育つように配分しています。
ただ、丸太と走塁練習は大怪我のリスクがあるのでそこは注意ですね。
5.野手 守備重視

守備を重視して、あと走力もカバーしているメニューですが、冬季期間は効率低下のためこのメニューは使っていないです。このメニューはまだまだ改良の余地がありそうです。あと、野手メニューの中ではメニュー数が一番多いので、人望目当てでキャプテン候補にやってもらうこともあります。
如何でしょうか。
練習メニューを羅列しましたが、メニュー選択と時間配分は監督の色が出る部分でもありますし、目指す選手像も違いますから、正解はないと思います。実際、私も模索中です。
一例として参考になれば幸いです。